○大口町庁内管理規則

昭和48年8月1日

規則第7号

(目的)

第1条 この規則は、庁内の使用の規制及び秩序の維持について必要な事項を定め、もって庁内における公務の円滑かつ適正な執行を確保することを目的とする。

(用語の意義)

第2条 この規則において「庁舎」とは、町において町の事務の用に供する建物及び建物以外の工作物で町長の管理に属するものをいう。

2 この規則において「庁内」とは、庁舎及びその敷地をいう。

(管理責任者)

第3条 町長の委任を受けて庁内の使用の規制及び秩序の維持を行わせるため別表に定める区分に従い、管理責任者を置く。

2 管理責任者に事故があるときは、あらかじめ管理責任者の指定する職員がその職務を代理する。

(各室管理者)

第4条 管理責任者は、必要があると認めるときは、庁舎を使用する職員のうちから各室管理者及びその代理者を指定することができる。

2 各室管理者は、管理責任者の指示を受けて各室の使用の規制及び秩序の維持を行う。

3 各室管理者に事故があるときは、第1項の代理者がその職務を代理する。

4 各室管理者は、当該室を使用する職員のうちから、火気及び警備取締責任者を指定しなければならない。

5 火気及び警備取締責任者は、火災予防及び盗難防止に関する事務について各室管理者を補佐する。

(警備員)

第5条 町長は、必要があると認める庁舎に警備員を置くことができる。

2 警備員は、管理責任者の命を受けて庁内の使用の規制及び秩序の維持に従事する。

(庁舎の出入)

第6条 管理責任者は、庁舎に出入しようとする者に対し、必要があると認めるときは、その氏名及び出入の目的を明らかにすることを求めることができる。

(出入口の閉鎖)

第7条 庁舎の出入口を閉じている時間は、午後5時15分から翌日午前8時30分までとする。

2 大口町の休日を定める条例(平成元年大口町条例第19号)第1条第1項各号に掲げる休日にあっては、管理責任者は、前項の規定にかかわらず、終日庁舎の出入口を閉じることができる。

3 管理責任者は、前2項の場合のほか、必要があると認めるときは、庁舎出入口の閉鎖時間を変更することができる。

(火器の使用制限等)

第8条 庁内においては、管理責任者の承認を受けないで暖房器その他の火器を使用し、又はたきび等をしてはならない。

(放送施設の利用)

第9条 庁内の放送施設を利用しようとする者は、あらかじめ管理責任者の承認を受けなければならない。

(会議室の利用)

第10条 庁内の会議室を利用しようとする者は、あらかじめ当該会議室を管理する各室管理者(各室管理者が指定されていないときは、管理責任者)の承認を受けなければならない。

(許可行為)

第11条 庁内において、次の各号のいずれかに掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ管理責任者の許可を受けなければならない。ただし、町長が別に指定した行為(別記)については、この限りでない。

(1) 物品の販売その他これに類する商業的行為をすること。

(2) ポスター、看板、旗、けん垂幕その他これに類するものを掲示、ちょう付等の方法により公衆の目にふれる状態に置くこと。

(3) 所定の場所以外の場所に施設を設置し、又は物件を置くこと。

(4) 町の機関以外の者が主催して集会を開き、又は管理責任者が定める規模以上の集団で庁内に入ること。

(5) 危険物を庁内に搬入すること。

2 管理責任者は、必要と認めるときは、前項の許可に条件を付することができる。

3 管理責任者は、第1項の規定により許可を与えたときは、許可済みの旨を明らかにするためにポスター等に検印を押し、又は許可証を発行すること等の必要な処置をとるものとする。

(禁止行為)

第12条 庁内においては、次に掲げる行為をしてはならない。

(1) みだりに庁内に立入ること。

(2) 示威又はけん騒にわたる行為をすること。

(3) 面会の強要、乱暴な言動又は他人にけん悪の情をもよおさせる行為をすること。

(4) 通行の妨害となる行為をすること。

(5) 庁舎又はそれに付属する物件を汚損し、又はき損すること。

(6) 爆発又は引火のおそれがある物件の附近で火気を取り扱うこと。

(違反者に対する処置)

第13条 管理責任者は、次の各号のいずれかに該当すると認める者に対し、庁舎若しくは庁内への入場を拒否し、許可若しくは承認を取り消し、行為を禁止し、又は退去若しくは物件の撤去を命ずる。

(1) 第6条の規定による管理責任者の求めに対して氏名及び出入の目的を明らかにしない者

(2) 第8条第9条第10条第11条第1項又は第12条の規定に違反した者

(3) 第11条第2項の規定により付せられた条件に違反した者

2 前項の命令に従わない者等に対し、管理責任者は、強制的にその命令を執行することができる。

(委任)

第14条 この規則の定めるもののほか、庁舎及び各室の出入口の鍵の使用、駐車場の指定その他庁内の使用の規制及び秩序の維持について必要な事項は、管理責任者が定める。

1 この規則は、公布の日から施行する。

(平成元年12月27日規則第28号)

この規則は、大口町の休日を定める条例の施行の日から施行する。

(平成5年3月1日規則第1号)

この規則は、平成5年4月1日から施行する。

(平成12年3月30日規則第7号)

この規則は、平成12年4月1日から施行する。

(平成16年8月20日規則第9号)

この規則は、公布の日から施行し、平成14年4月1日から適用する。ただし、別表の改正規定は平成16年7月1日から適用する。

(平成18年11月29日規則第26号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成21年3月27日規則第5号)

この規則は、平成21年4月1日から施行する。

(平成22年2月15日規則第4号)

この規則は、平成22年4月1日から施行する。

(平成24年9月28日規則第26号)

この規則は、公布の日から施行する。

別表(第3条関係)

区分

管理責任者

本庁舎及びその敷地

行政課長

各施設の建物及びその敷地

各施設の長

独立の倉庫、車庫、その他の建物及びその敷地

主管課長(これに準ずる職員を含む。)が指定する職員

別記(第11条関係)

大口町庁内管理規則による管理責任者の許可を受ける必要がない行為の指定

大口町庁内管理規則(昭和48年大口町規則第7号)第11条ただし書の規定により、管理責任者の許可を受ける必要がない行為を次のとおり指定する。

1 町の機関による褒賞又は表彰を受けるため、集団で庁内に入ること。

2 納品のため物品を搬入すること。

3 法令により職務上所持することを許された者が、銃砲刀剣類等を所持して庁内に入ること。

4 その他管理責任者が特に認めた行為

大口町庁内管理規則

昭和48年8月1日 規則第7号

(平成24年9月28日施行)