平成29年

平成29年

鈴木町長 二期目 所信表明

平成29年11月27日に開催された、平成29年第7回大口町議会定例会における、町長のあいさつです。
データは、こちらをご参照ください(PDF 267KB)

 1. はじめに

 議長のお許しを頂きましたので、今後4年間の町政運営に関する私の所信を申し上げ、議員並びに町民の皆さま方のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。よろしくお願いいたします。
 去る、10月22日執行の大口町長選挙におきまして、多くの町民の皆様のご支持を賜り、町民の代表として、引き続き、町政運営を任せて頂くこととなりました。
 平成25年10月、先人に習い、このまちの50年後の礎にと、町長選に立候補をいたしました。初めてこの場に立たせていただいてからはや、4年の月日が経過いたしました。
 就任当初、先行きへの不安を抱えた日々でありましたが、行政経験を全く持ち得なかった私を、議会を始め大森副町長、長屋教育長並びに職員の皆様方に本当に暖かくお迎えいただき、その後の行政運営においても多大なるご理解とご支援を賜りました。
 おかげさまを持ちまして、防犯カメラやゾーン30の設置、健康マイレージや休日保育の拡大、学校支援員の増員や松江市との姉妹都市締結、さらには、北保育園の建設や土地利用の見直し、企業誘致等、将来に向けた多くの施策が芽吹き、定着に向けて継続されているところであります。
 皆様方から寄せられる、「引き続き町政を担って欲しい」という励ましの言葉は、一期目に取り組んだ諸施策への評価と受け止め、二期目の出馬を決心する後押しとなりました。そんな時、私も少しは、子や孫の時代に向け、お役に立てたのかなと感じたものです。
 先日、発表が相次いだ企業の中間決算においては、大勢としては、景気の緩やかな回復基調が見てとれましたが、人々の暮らしへの明確な波及は見て取れず、今後、生産年齢人口の減少やさらなる社会保障関連経費の増加、消費税率の引き上げや町民法人税率の変更に対応せねばならず、町財政運営はさらに厳しさを増すものと考えています。
 従いまして、これからの4年間も引き続き、経常経費の抑制と高所大所からの施策の取捨選択を行い、皆様方の声に耳を傾けながら丁寧に説明を重ね、お預かりした税の有効活用を図ることが、私に課せられた使命であると認識しているとことであります。 

2.誇りある大口(まち)づくりを皆様と共に創りたい

 次に、行政には、果たさなければならない施策は数多くありますが、今後、取り組んで参りたい事業をいくつか申し述べさせていただきます。
 まず初めに、まちの皆様に、まちへの誇りや愛着を持って頂くための取り組みであります。大口町の場所や特徴を友人や訪問先で紹介する時、ほとんどの方がお困りになり、小牧市と犬山市の間とか、江南市の東側とか、春の桜以外は何もないまちという説明をされた経験がおありだと思います。
 子や孫の時代へより豊かに暮らせるまちを贈ろうと思えば、確かにお金は必要ですが、それだけで実現できるものではありません。
 真に豊かな暮らしとは、人によって家庭や仕事、趣味など時間の使い方は千差万別であることから、その物差しも人それぞれでしょう。
その状況であえて共通項を探れば、やはり、健康や日々の暮らしの安心感であり、その向こうに、このまちに住んで良かった、幸せだと言えることではないでしょうか。面白い話があります。
 おおぐちは、何も特徴がないまちだと言われるけど、実は不満もさほど聞かない。それをどう評価すると良いのだろうか、ということです。
 このまちの魅力について知らないことがたくさんあるはずです。だからこそ私は、このまちの魅力を皆で語り合って探して欲しいと思うのです。
 他市町村で取り組んでいるシティプロモーションの多くは、様々な情報発信の手段でそこの持つ魅力を知らせることですが、私はまず、このまちに住み働く人たちが、誇りや自信、愛着を持つことを入り口にしたいと考えています。
 その取り組みの一つとして、歴史や風土の学びの場を増やし、クローン技術によって苗づくりを始めた大口町の在来種の桜による並木を試験的に設け育てたいと考えています。
 また、松江城の国宝化を機に姉妹都市締結が実現し、官民の活発な交流が拡がりつつあります。私はぜひ、松江城を築城し、松江開府の祖となった、郷土の偉人、堀尾吉晴公を、子どもたちの、私たちのヒーローにすることで、皆の心の、このまちの誇りになればと願うものであります。
 昨年は、ウィルおおぐちスポーツクラブのサッカーチームが松江市を訪れ交流試合等を行いましたが、誰もが人生の中で深い思い出を刻む「修学旅行」の機会を使って、皆で堀尾公の業績を知り共有することにより、このまちに住み、働く者として、誇りや自信、愛着を持って頂ければと願うものです。
 修学旅行先については県から指針のようなものが示されているとお聞きしますし、行先を変えることは容易ではないと思います。
 しかしながら、私は今でも、小学校、中学校の時の修学旅行先やそこでの出来事を思い出し同級生と話こともあるように、誰もが強い思い出を持っていますので、何とか皆で困難を乗り越えて、子ども達が皆で、堀尾公の功績を学んで誇りとして、伝えて貰えればと願うものであります。
 さらに、子どもたちが、体験学習や国際交流事業等、町外へ出ていく様々な機会をより多く持つことによって、おおぐちの魅力や特徴を知ることは、子ども達の柔軟な感性を育てることに役立つはずで、こうした応援をしていきたいと思います。

3.活力ある大口(まち)づくりを皆様と共に創りたい

 次に、まちの活力についてであります。
 昭和の大合併で辛酸をなめた先人が、自主自立のまちを目指して、当時は貴重な財産であった農地を活用し、行政区毎に、地元の皆さんで土地を取りまとめていただいて工場を誘致した話と、人々の心をつなぎ新たな景観づくりのため、皆の手で、五条川に桜を植えた話は有名です。
 今では世界を舞台に事業展開する企業が数多く立地していますが、その歴史は技術を磨き、舞台を県内から県外、国外へと広げる中で幾多の壁を乗り越えて成し遂げたはずです。
 五条川の桜も同様に、苗木の時代は非難や風雨にも耐え、成長し花咲いて初めて、評価を得て、今ではおおぐちのシンボルであります。
 まちの皆さんが根元の草刈りをしていただけることで、過酷な環境を生き延びています。
 先人は我々に、素晴らしい贈り物をもたらしてくれました。
 人口減少、少子高齢社会、成熟した低成長経済の中、我々は、時代が大きく転換していると言いながら、本当に先を見越して大胆に決断し、行政運営の改善をしてきたでしょうか。
 これまでの施策を見直し改廃することや新しいことに、過去の経験等から否定的に接してはいないでしょうか。
 我が国も、このまちも、社会は大きく転換しています。
 社会の急激な変化に対応した思考とそれに基づく施策の実施は、まだ豊かさの残る大口町においては今がチャンスであり、決断や取り組みを先送りして後手に回れば、傷はさらに大きくなります。
 皆さん、持続可能な財政基盤を堅持して、先人から預かったこのまちを、より豊かなまちにして、将来世代に贈るため、共に努力しようではありませんか。
 そのためには、企業立地の推進や先駆的な企業活動の支援、集落内や集落間の生活道路、幹線道路等、それぞれ機能が異なる道路に合わせた整備方法を検討し、積極的に改良事業等、都市基盤整備を進め、人やモノの移動の迅速性や安全性を確保してきたいと考えています。
 また、今後増えてくるであろう、空き家や空き地の有効活用にも取り組んでまいります。

4.夢を抱く若者・子育て世代の大口(まち)づくりを皆様と共に創りたい

 次は、子育て世代の支援であります。
私たちのまちおおぐちには、鉄道の駅が無いことから、不便だという声をよく耳にしますが、土地改良事業の恩恵で道路網は比較的整備されていて、何より、高速道路のインターチェンジが近くにあります。そのおかげで、企業や倉庫業には適地であり、多くの方々の雇用の場となっています。
 また、柏森駅に近い余野地区周辺には、子育て世代が居住するのに適した住居が数多く供給されており、都会に近いながら田舎の風情が残り、小中学校の校舎や保育園舎が充実していることから、子育てに適した環境との評価を受けています。
 さらに、国勢調査によれば、昼間の流入人口は1万7千人余りで、企業の寮に居住する若者も多いことから、今後は、そういった町内企業で働く方々を主に、「結婚して新たな生活を送るのならおおぐち」「子どもを産み育てるならおおぐち」といった、夢や元気があふれるまち、皆が住みやすいまちを実現したいと考えています。
 具体的には、子育て世代を応援する住宅制度の創設や、子どもたちの夢を育む保育教育環境の整備、基礎学力のアップに取り組んでゆきたいと考えています。

5.健康で安心な暮らしの大口(まち)づくりを皆様と共に創りたい

 次は、人々の健康であります。
 愛知県の平均寿命は男性が約81歳、女性が87歳であります。高齢者の定義は65歳以上でありますが、例えば女性は人生の4分の1は高齢者として暮らすことになりますので、私は高齢者の定義をそろそろ、75歳に見直すべきだと考えておりますが、皆さん、どうでしょうか。皆さん、本当にお元気です。
 大口町のみで決められるものではありませんが、昭和40年、50年代と比べ、どんどん寿命は延びています。私は是非、そういった考えが拡がり、皆で元気に過ごせればと願うものです。
 そして豊かな暮らしの根源は、やはり、健康であり、より重要なのは、健康寿命であります。
 大口町のお年寄りは元気な方が多いと耳にします。
 そこにはやはり、畑仕事やグラウンドゴルフ、ウォーキングなどの軽スポーツ、温水プールやトレーニングセンター、ボランティアやまちづくり活動など、人と接したり考えたり、体を動かす機会が多々あることから、それが寄与しているものと考えています。
 そのあかしの一つとして、ご負担いただく介護保険料は全国でも最下位のグループに属しています。
 本町では早くから、疾病予防や誰もが生きがいを感じられるような事業の推進、地域と連携した見守り事業等に取り組んできており、長年の積み重ねが今の成果となっているのではないかと推測しているところです。
 今後につきましても、自治組織等と連携した見守り事業や地域に密着したケア体制づくり、老若男女が一堂に会し、交流や憩いが生み出される空間づくりに取り組んでまいります。

6.安全・安心の大口(まち)づくりを皆様と共に創りたい

 最後に、暮らしの安全安心であります。
 間もなく、阪神淡路大震災から23年、東日本大震災から7年が経過しようとしています。
 この地域は、いつ東海、東南海地震が起きてもおかしくないと言われながら、むしろ地震が起きていない空白域になりつつあり、不気味さを感じております。
 日本列島には四季があり、自然環境が豊かである反面、地震や火山、豪雨等の自然災害に向き合って行かなくてはならない宿命もあります。
 本町は平たんな地形で地盤も強く、自然災害には比較的強い、恵まれた状況にありますが、暮らしの近代化は相互関係を強くしており、ひとたび何かが止まるとその被害は連鎖的に拡大することになります。
 例えば本町における被災はわずかであっても、沿岸部の発電所や送電網が被災して電気が止まれば、ガスや水道、通信網にも重大な影響を及ぼし、厳しい生活環境に置かれます。
 従って、防災意識の向上、家庭内備蓄率や耐震化率の向上を目指すとともに、日常生活における歩行者や自転車等の安全対策、防犯灯の充実を図ってまいりたいと考えています。
 この他にも、家庭の貧困が、健全な心身の発達を阻害し、正しい生活習慣を身につけられず、学力にも大きな影響が出てくる、さらに、家庭や大人の温かさに触れることができないことなどから、社会生活に適合できなくなるなど、子どもたちに与える負の連鎖への対応も必要となりつつあります。
 この地域の話ではありませんが、学校や家庭で暴力を受ける子どもが、誰かに話すことによってさらに暴力がひどくなると恐れて悩み苦しんでいるという話を聞いたことがあります。
 私たち大人は、子どもを本当に守ってやれているのでしょうか。
 むしろ、そういったことを公にして、将来を担う子ども達が、元気に夢を持って成長して行ってくれる、そんなことを応援するのが、我々大人の使命だと、私は思うのです。
 家庭や地域の皆さん、教育関係者等、多くの方々の理解と協力が必要ですが、是非そういった子育てを応援できればと思うところです。
 また、今後、消費税率の見直しに合わせて、法人町民税率の引き下げも予定されており、自主自立を目指すまちにとって、さらなる試練を迎えようとしていますが、私に課せられた使命は、施策の継続と健全財政の堅持を両立することにあります。
 酒井町長が進められた協働のまちづくりは当時、なかなか理解を得られなかったと聞いていますが、20年弱の年月が過ぎ、このまちの各所でその芽が育ち実を結び、まちの皆様が生きがいを得る中で、行政職員は負荷が減った分を他の施策に振り向けることが可能となっています。
 まちの皆様は、日々、元気にそれぞれの舞台で活躍されています。
従いまして、町民やNPO、企業などの皆さまと地域や行政の課題を共有し、協働のまちづくりに粘り強く取り組んでいく必要があり、このまちに関わる一人でも多くの皆様方と、信頼関係を築き深めていきたいと思います。
 そういった面では、行政区と地域自治組織、行政間で常に役割分担を協議し、取り組みを重ねながら、このまちの暮らしと発展のために尽力する必要があります。

7.おわりに

 大口町第7次総合計画では、人材の「材」の字を、材料の「材」ではなく、財産の「財」で統一して表現しています。
 これからの時代、物事の是非を、モノやお金、利害で判断するのではなく、人への気づかいや将来への希望、志と想いで、人と人が繋がり、その中で人が育ち、それぞれの方の得手な分野を生かすことで、豊かな地域をつくって行きたい、私は固く決心しており、私はその先頭に立って、そういった想いを成就しようとする方々を応援し続けていきたいと思っています。
 この4年間、町内各所へお伺いする機会を頂きました。
 私共が知らなかった優秀な人財が、第2、第3の人生の場で、数多く社会貢献される姿を見てきました。そのような意欲ある、高齢者と呼ばせて頂くには申し訳ない、シニアの皆さまに、これからもぜひ、地域や社会で活躍し、次の世代のお手本になっていただきたいと思います。
 御母衣ダム建設により湖底に沈むお寺の境内にあった樹齢450年余と言われている老桜。荘川桜であります。
 数百年もの長い間、村人の生活ぶり、人間模様を静かに眺めてきたはずです。どれだけの人々に喜びや想い出を与え続けてきたことかと。その桜に情熱を傾け移植の陣頭指揮を執った、電源開発初代総裁、高崎達之助公がこんな言葉を遺しています。
 「進歩の名のもとに、古き姿は次第に失われて行く。だが、人の力で救えるものは、何とかして残してゆきたい。古きものは古きがゆえに尊いのである」
 先人、高齢者はその人生の中で数えきれない苦難を乗り越え、知恵を身に着けておられます。私は思います。若者が高齢者を支えるのではなく、高齢者は若者を支え導き、若者はその高齢者に誠心誠意、敬意を払うものだと考えております。
 今後、我々の暮らし、行政運営を取り巻く環境は、さらに厳しさを増すことでしょう。
 まさに逆風の中に身を置かれます。しかし、逆風の中でたこは舞い上がり、飛行機は離陸します。
 今月末に開館する、あいち航空ミュージアムには、レオナルド・ダ・ビンチが今から500年ほど前に思い描いた、らせん状の羽を高速回転させて空気を押し下げることで飛び上がる、木製の模型が展示されています。これは現代のヘリコプターの原型と言われています。
 また今から2年前の2015年11月11日、国産旅客機としては半世紀ぶりとなるMRJが、小牧の空港から北の空に向かって飛び立ち、私たちのまちの上空で右旋回して東の空へと消えていきました。町長室の窓から眺めていましたが、その姿に身震いしたことを覚えています。
 誰も実現など想像することがなかったダビンチの夢。開発計画が遅れ批判を浴びながらも、技術者が国の威信と自分たちのプライドをかけ、執念で改良を重ねアメリカで試験飛行を繰り返しているMRJ。
 いずれも子どもたちに、追い続ければ、夢は、想いはいずれ実現すると、伝える絶好の題材だと、私は思っています。行政もまたしかり。
 地方自治の本旨である、福祉の増進とその継続のため、たとえ今、理解されなくても、施策の目的を踏まえながら取捨選択して、時として、皆さまに痛みを伴う改革をお願いしなければならない場面も出てくると思います。
 私は根っからの経営者です。
 必要とあらば、50年後のために、皆様方に丁寧に説明を尽くし、批判を覚悟で取り組んでまいります。すべては、子や孫の時代のため。
 議会を始めとする皆さま方のご理解とご協力をぜひともお願い申し上げます。
 二期目にあたり、想いの丈を長々と述べさせて頂ました。貴重なお時間をかなり頂き恐縮でありますが、結びに、もう一つだけ、私の想いを申し述べたいことがございます。
 それは、今日この場に、まもなく任期を迎えられる大森副町長、そして長屋教育長を始めとする25名の部課長が同席させていただいておりますが、26名のうち、私の2期目の任期を終えるまでに制度上、16名の方が退職をすることになります、想像をするだけで恐ろしくもあります。
 日本の陸上、リレーチームが、個々の力は諸国の選手に劣るものの、リレーゾーンでの、バトンタッチ技術を磨くことで、世界と渡り合い、素晴らしい成果を挙げていますが、まちの組織も同様であります。
 個々の力はもちろん、磨かねばなりませんが、小さな組織でこれからも周辺市町に見劣りすることなく、まちの皆様のためにお役に立てるように行政運営を継続してゆくためには、日々の業務の遂行と並行して、常に役職間で、想いや役割を後輩に引き継ぐことを意識し、世代交代を実現することで、チーム力を落とさないよう尽くさなければなりません。
 職員が自分の手柄を求め動けば、チームの結束力が低下し、その力も生かされず、まちの将来に暗い影を落とすことになるはずです。
 政治は、目先の成果や利害ではなく、今は理解を得にくくとも、後世の人々があの時先人が取り組んでくれたお陰で…と思って頂けるような、そういった視点で常に考え判断するものであります。
 職員の皆さんは、それを法令等に照らし合わせ実現に向け尽力するもの。
 私は、その過程で、私が持つネットワークをめいっぱい活用して、難関を突破するために職員を支えて参ります。
 私は、まちに関わる人々の顔を身近に感じることができ、行政との距離も近い、この小さなまちが大好きです。
 このまちの将来、50年後のこのまちにとって、今、何をなすべきか、何ができるのか、それのみを考えてまいりました。これからもその気持ちに変わりはありません。
 この場にご臨席の皆様方のご理解ご支援を賜ることで、これからの4年間、私は、初心を忘れず、このまちに住み働く皆が誇れるまち「おおぐち」を目指して全身全霊を傾け取り組んでまいります。
 議会の皆さま方を始め、町民の皆様方、この場を共にしてくれている職員の皆さんに、いっそうのご理解とご協力、そしてご尽力も重ねてお願い申し上げ、私の町長二期目にあたっての、所信とさせていただきます。
 これからの4年間、よろしくお願いいたします。

平成29年11月27日
                
大口町長 鈴木雅博

作成日 2017年11月27日