令和4年8月25日(木曜日)、26日(金曜日)に松江サマースクールを開催しました。
町内小学6年生15名が、事前に2回の学習会を受講後、姉妹都市松江を訪問しました。
【公開抽選会】
5月に応募チラシを配布したところ、歴史好き、松江に興味のある児童27名の応募があり、公開抽選会で参加者を決定しました。

【 第1回事前学習会】
7月23日(土曜日)に歴史民俗資料館にて開催。
西松学芸員から、松江城下町の構造や、堀尾吉晴公、大口中学校の卒業証書にも使われている出雲民藝紙について説明を受けました。
熱心にメモを取る児童や質問をする児童もおり、サマースクールを心待ちにしている様子が伝わってきました。

【2回事前学習会】
8月3日(水曜日)に堀尾跡公園周辺で開催。
おおぐち歴史愛好会3名から堀尾氏ゆかりの地の説明や、松江市との交流によって植樹されたエドヒガン、来待石で作られた灯篭についての説明を受けました。
復元された裁断橋を渡り、八剱社、桂林寺も訪れました。暑い中の研修会でしたが、参加者は熱心に話を聞いていました。

【サマースクール1日目】
早朝6時半に役場を出発し、県営名古屋空港から出雲縁結び空港へ。到着後、出雲大社、松江歴史館、国宝松江城を見学し、堀川遊覧船に乗りました。
夕方には、松江市長を表敬訪問。上定市長が参加者一人ずつに名刺を渡すというサプライズに皆驚いた様子で、いただいた名刺を自分の名札の裏側に大切にしまっていました。南小学校の佐藤将斗さんが参加者を代表し訪問のお礼、見学の感想を述べ、松江市長からは、西小学校の梶晴貴さんが代表して松江城のクリアファイル、蛍光ペン、翌日訪問する出雲民藝紙の記念品をいただきました。
多くの方の歓迎を受け、その後、宿へ。児童たちの楽しい時間はなかなか終わらなかったようです。





【サマースクール2日目】
2日目は、安部榮四郎記念館を訪問し、出雲民藝紙の紙漉き体験をしました。その後、実際の出雲民芸藝紙を製作する工房を見学し、伝統的なものづくりに熱心に視線を注いでいる児童たちの姿が印象的でした。
午後は、安来市の月山富田城の中腹まで登り、巖倉寺のご住職からお話を伺いました。堀尾吉晴公のお墓の前で手を合わせ、下山。
その後、来待ストーンミュージアムへ。陶芸体験では、真剣に茶碗や湯呑、お皿作りに集中し、個性豊かな作品に仕上がりました。今後、焼き付けをしていただき、2か月後の完成がとても楽しみです。
出雲縁結び空港では、松江市の教育委員会の方々が見送りに来てくださり、参加者へ声を掛けてくださいました。そして夜、無事に役場に戻ってきました。





児童の皆さんは、松江の歴史、文化を学び、ものづくりを実際に体験し、他の学校の児童とも交流することができ、楽しく充実した2日間を過ごしてもらえたのではないかと思います。
更新日 2023年9月15日