各種検診(がん検診・わかば健康診査など)

各種検診(がん検診・わかば健康診査など)

誰でもがんになる可能性があります

 がんは日本人の死因の第1位。3人に1人ががんで亡くなり、2人に1人ががんにかかっています。がんは国民病の一つです。

 
 多くのがんは早期発見で適切な治療をすれば90%以上が治ります

 がんは相当進行した段階で初めて症状が出る場合が多く、早期のがんでは症状が出ることはほとんどありません。早期発見するためには、専門家による検診を定期的に受けることが大切です。
 
 がんで命を落とさないために、定期的にがん検診を受けましょう。
 がん検診は症状のない方を対象とし、主に早期がんを発見するのに有効です。

 大口町のがん検診については、毎年、広報おおぐち6月号で掲載していますので、ご確認下さい。

 ●がんに関する情報サイトはこちら

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更新日 2024年5月1日

令和6年度がん検診のご案内

  がん検診の受診方法  大口町が実施する検診は、大口町に住民票があり、勤務先などで検診を受ける機会のない方が対象となります。

 各検診は、集団検診(健康文化センター)または個別検診(医療機関)のどちらか1年度1回の受診に限ります。2回以上受診された場合、2回目以降の検診費用は全額自己負担となります。

1 検診方法を選んで申込み先に予約する
2 予約した日に受診する
  持ち物:健康保険証・マイナンバーカードなど年齢・住所が確認できるもの、検診パスポート(お持ちの方)
3 検診結果を確認する
 約3~4週間で結果が出ます。検診結果を医療機関で確認してください。(集団検診は結果通知書を郵送します。)
 「要精密検査」という結果が出た場合は、必ず医療機関で精密検査を受けてください。
     
検診場所・日程について
令和6年度がん検診日程表(PDF 615KB)


<がん検診のメリット・デメリット>

 がん検診は、がんが進行していない状態やがんになる前の病変で発見することができます。最大のメリットは早期発見、早期治療による救命です。
 一方、がんが見つけにくい場所や形をしている場合は、発見できないというデメリットもありますが、検診を受け続けることにより発見できる確率は高まります。
 また、検診の結果、良性などで問題があまりないものでも、「要精密検査」となることもあります。その際は受診者の方に不安や、検査によっては身体に負担がかかってしまうかもしれません。
 しかし、問題ないかどうかは、精密検査をすることで初めて分かることです。「要精密検査」となって怖くなる気持ちはわかりますが、放置してはいけません。必ずしも異常があるわけではありませんので、迷わず早めに受診しましょう。

 がん検診は、継続して受診することが大切です。肺がん検診・大腸がん検診・胃がん検診(レントゲン検査)は毎年、胃がん検診(内視鏡検査)・子宮頸がん検診・乳がん検診は2年に1度、受診しましょう。


胃がん検診

  胃がんは日本人がなりやすいがんです。早期に発見すれば治しやすいがんでもあります。

 
<検査方法> 胃部エックス線検査

   エックス線を通さない物質であるバリウム(造影剤)と、胃をふくらませるための発泡剤を飲んで、胃の異常をエックス線により写し出します。
対象者:20歳以上(平成17年4月1日以前生まれ) 
自己負担額:集団検診は1,000円、個別検診は2,500円
検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。
  
<検査方法> 胃部内視鏡検査(胃カメラ)
 口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸球部を観察し、病変がないか確認します。異常がある場合には、病変の一部をつまみ(生検)細胞の検査を行うことや、色素を散布して病変をより詳しく観察することがあります。
対象者:和暦偶数年生まれの40歳以上(昭和60年4月1日以前生まれ)

自己負担額:2,500円(個別検診のみ)
※生検が行われた場合は、検診の自己負担額のほかに生検について保険診療の自己負担額が追加される可能性があります。  
検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。


肺がん検診

 肺がんは、死亡数が男女合わせていちばん多いがんです。1年に1回肺がん検診を受けましょう。
 
<検査方法> 胸部エックス線撮影
対象者:20歳以上(平成17年4月1日以前生まれ) 
自己負担額:集団検診は200円、個別検診は700円
検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。

<検査方法> かくたん細胞診検査
肺がん検診場所で検査容器を受け取り、自宅でたんを3日間採取し検査場所に提出します。
対象者:50歳以上(昭和50年4月1日以前生まれ)で1日喫煙本数×喫煙年数が600以上の方 
自己負担額:集団検診は500円、個別検診は2,000円

検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。  

大腸がん検診

 大腸がんは、女性の部位別がん死亡数第1位。男性でも肺がん、胃がんに次いで3番目に多いがんです。早期発見のために毎年大腸がん検診(便検査)を受けましょう。
 
<検査方法> 便潜血検査
便の中に血液が混じっているかどうか2日分の便を検査します。潜血が見つかるのは約7%(100人中7人)です。
がん検診の検査場所で検査容器を受け取り、自宅のトイレで便を2日分採取(便の表面をこするだけ)して、速やか(4日以内)に検査場所に提出します。(集団検診の容器提出日は容器の配布時にお知らせします。)

対象者:20歳以上(平成17年4月1日以前生まれ)  
自己負担額:集団検診は300円、個別検診は500円

検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。 
 

子宮頸がん検診

 子宮頸がんは、若年層がなりやすいがんです。30代は最も子宮がんになりやすい年代。子宮がんが進行すると、子宮摘出手術が必要となる場合もありますが、早期のうちに治療すれば子宮を摘出せずに治るため、妊娠、出産も可能です。2年に1度の検診で早期発見できます。ただし、中には急激に大きくなるものもあるため、異常を感じたら病院へ行きましょう。
 
<検査方法> 医師による診察(内診)、細胞診
医師が専用ブラシなどで子宮の入り口を軽くこすって細胞を採取します。顕微鏡で観察し、細胞に異常がないかを確認します。
対象者:和暦偶数年生まれの20歳以上(平成17年4月1日以前生まれ)  
自己負担額:集団検診は800円、個別検診は1,000円

検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。

<子宮頸がん検診受診にあたっての注意点>
◯検診を受ける前 
・生理中の方は受診をしないでください。
・前日の性交はさけてください。
・当日は洗浄せずに受診してください。 
◎当日の服装は、スカートの方が検診が受けやすく都合がよいです。
◯検診を受けた後
・検診後、軽い出血を伴うことがありますが1~2日で治まります。出血が数日続くときは医療機関にご相談ください   

乳がん検診

 乳がんは、女性にいちばん多いがんで、日本人女性の12人に1人が一生のうちで乳がんにかかる危険があります。40~50代をピークに発症や死亡が増加しています。2年に1度の検診で早期発見できます。ただし、中には急激に大きくなるものもあるため、異常を感じたら病院へ行きましょう。
 
<検査方法> マンモグラフィ検査
 早期乳がんのサインである石灰化を鮮明に写し出せる優れた画像診断法で、乳がん検診方法として効果があることが確認されている唯一の検査法です。
 専用のX線撮影装置で、プラスチックの板と撮影台に乳房をはさんで上からレントゲンを撮ります。痛みを感じる方もいますが、平らに押さえることで写真の質がよくなり、被ばく線量も減少します。
対象者:和暦偶数年生まれの35歳以上(平成2年4月1日以前生まれ)  
自己負担額:集団検診は1,000円、個別検診は1,500円

検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。
 

<検査方法> 超音波検査
 乳房に超音波の伝わりをよくするゼリーをぬり、超音波を出す器具を直接乳房に乗せて動かし、写し出された画像を見て診断します。超音波は数ミリの手に触れないしこりを見つけ出すことができます。若年の方、乳房の圧迫に耐えられない方、強い乳腺症などで良好な撮影ができない方などに超音波検査が適しています。
対象者:20歳以上(平成17年4月1日以前生まれ)  
自己負担額:1,500円(個別検診のみ)

検診場所・日程については、がん検診日程表をご参照ください。

<乳がん検診受診にあたっての注意点>
◎以下の方は、乳がん検診を受診できません。
・授乳中の方及び断乳後6か月以内の方(乳管に乳汁が充満しているために乳管内が充分観察できません)
・妊娠の可能性のある方(マンモグラフィ検査では、胎児に被爆による障害が及ぶ可能性があります)
・豊胸術施行後の方(マンモグラフィ検査では、圧迫によって内容物が破損する可能性があります)
・撮影部位に刺青のある方(マンモグラフィ検査では、刺青に含まれている金属成分によって病変が識別できない可能性があります)
・シャントチューブ挿入の方(マンモグラフィ検査では、チューブが圧迫によって折れたり破損したりする可能性があります)
・ペースメーカー装着の方(マンモグラフィ検査では、ペースメーカーが圧迫によって故障する可能性があります)
◎当日は、上半身裸になって検診を行いますので、なるべく簡易な服装で、おでかけください。医療機関で受診する場合はバスタオルを持参してください。

<ブレスト・アウェアネスとは>

 ブレスト・アウェアネスは、乳房を意識する生活習慣です。日頃から入浴やシャワーの時、着替えの時、ちょっとした機会に自分の乳房を見て、触って、感じてみましょう。

 具体的には、日ごろの生活の中で次の4つを行いましょう。

◆ブレスト・アウェアネスの4つのポイント

 1.自分の状態を知る

 2.乳房の変化に気をつける

 3.変化に気づいたらすぐ医師に相談する

 4.40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

乳がんセルフチェック(PDF 381KB)

前立腺がん検診

 日本では、高齢化、食生活の欧米化、がん診断技術の進歩などの影響で、前立腺がんの患者数・死亡数が増加しています。

<検査方法> 血液検査(前立腺特異抗原PSA検査)
 前立腺がんを早い段階で発見できる最も有用な検査方法です。約1mlの血液で、血液中の前立腺特異抗原(PSA)値を測定します。(基準値を超え、がん疑いとなるのは約8%です。)
対象者:50歳以上(昭和50年4月1日以前生まれ)  
自己負担額:300円(集団検診のみ)


がん検診無料クーポン券の送付について

  がん検診受診率を50%にあげることを目標に、「がん検診無料クーポン券」を発行します。
  対象は、令和5年4月2日から令和6年4月1日までの間に20歳(女性)、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳になられた方です。
  対象の方には5月末に無料クーポン券を送りました。転入された方や下記の対象年齢で無料クーポン券が届かない方は、健康課(94-0053)へお問合わせください。

<無料クーポン券の対象者>

★子宮頸がん検診無料クーポン券
 
20歳(平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれ)の女性
 
★胃・肺・大腸・子宮(女性)・乳(女性)・前立腺(50歳以上男性)がん検診無料クーポン券
 40歳(昭和58年4月2日~昭和59年4月1日生まれ)
 45歳(昭和53年4月2日~昭和54年4月1日生まれ) 
 50歳(昭和48年4月2日~昭和49年4月1日生まれ)
 55歳(昭和43年4月2日~昭和44年4月1日生まれ)
 60歳(昭和38年4月2日~昭和39年4月1日生まれ) 

作成日 2024年4月30日

わかば健康診査

 若いから病気なんて大丈夫と思っていませんか?!太っていなくてもドロドロ血液(脂質異常症)の場合もあります。1年に1回、健康診査で体の中をチェックしましょう。

対象

大口町に住民票があり、勤務先等で健診を受ける機会のない20歳から39歳までの方

昭和60年4月2日~平成17年4月1日生まれ)

内容 身体計測、腹囲測定、血圧測定、尿検査、血液検査(脂質・血糖・貧血・肝機能・腎機能)、診察
実施期間 令和6年6月1日~令和6年9月30日(診療時間内)
実施場所 町内委託医療機関(PDF 360KB)
費用 1,000円(個別健診のみ)
申し込み 申込みは直接、町内委託医療機関へお申し込みください

肝炎ウイルス検査

対象者 大口町に住民票がある40歳の方、41歳以上で今までに肝炎ウイルス検診を受けたことがない方
内容

血液検査でB型・C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べます

実施期間 令和6年7月1日~令和6年10月31日(診療時間内) 
実施場所 大口町及び扶桑町の委託医療機関(PDF 101KB)
費用

無料

申込み 検査前に健康課へ申請してください。(持ち物:運転免許証・マイナンバーカード等本人確認書類)
申込みは委託医療機関へ


ヘリコバクター・ピロリ抗体及びペプシノゲン検査

対象者 大口町に住民票がある20歳以上の方
ただし、以下に該当する方は対象外となります。
(1)勤務先等でヘリコバクター・ピロリ抗体及びペプシノゲン検査をうける機会のある方
(2)過去に大口町が実施したヘリコバクター・ピロリ抗体及びペプシノゲン検査を受けたことがある方
(3)ピロリ菌除菌治療を過去に受けたことがある方
(4)食道・胃・十二指腸に関する疾患で治療中または手術歴のある方
(5)明らかな上部消化器症状があり、胃や十二指腸の疾患が強く疑われる方
(6)プロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌を抑える)を服用中もしくは、2か月以内に服用された方
(7)腎不全及び腎機能障害の方
内容

血液検査で胃がんになりやすいかどうかを判定します
*胃がんの診断はできません。胃がんの診断は胃カメラか胃バリウム検査が必要です

実施期間 令和6年7月1日~令和6年10月31日(診療時間内)
実施場所 大口町委託医療機関(PDF 181KB)
費用

1,000円

申込み 検査前に健康課へ申請してください。(持ち物:運転免許証・マイナンバーカード等本人確認書類)
申込みは委託医療機関へ
更新日 2024年6月19日
歯周病予防健診

 歯周病は重症化すると歯を失う原因になります。早期発見のために歯科医院での定期健診を受けましょう。
 生涯にわたってバランスよく何でも自分の歯で食べることができるように、60歳で24本の歯、80歳で20本の歯を保つこと(はちまるにいまる)をめざしましょう!毎年8020で表彰される方たちは、とても若々しく見えますよ!

対象者  大口町に住民票がある20歳~74歳(昭和25年4月2日~平成17年4月1日生まれ)
 内容  歯牙・歯周病診査、歯科相談、ブラッシング指導
 診査期間  令和6年6月1日~令和7年3月31日(診療時間内)
 実施場所  町内歯科医院(PDF 329KB)
 費用  500円 ※無料クーポン券対象の方は無料で受けられます。
 申し込み  町内歯科医院へ直接お申込みください。

※無料クーポン券対象者

 20歳(平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれ)

 30歳(平成 5年4月2日~平成  6年4月1日生まれ

 40歳(昭和58年4月2日~昭和59年4月1日生まれ)

 50歳(昭和48年4月2日~昭和49年4月1日生まれ)

 60歳(昭和38年4月2日~昭和39年4月1日生まれ)

 70歳(昭和28年4月2日~昭和29年4月1日生まれ)

後期高齢者歯科口腔健診

 お口のはたらきが衰えると、全身の健康に大きく影響してしまいます。いつまでも元気に人生を楽しむためには、歯とお口を使って食事をよくかんで食べ続けられることが大切です。

対象者  大口町に住民票がある75歳以上の方(昭和25年4月1日以前生まれ)
 内容  歯牙診査・咀嚼・嚥下・口腔機能検査・歯科相談
 実施期間  令和6年6月1日~令和7年3月31日(診療時間内)
 実施場所  町内歯科医院(PDF 741KB)
 費用  無料
 申し込み  町内歯科医院へ直接お申し込みください。

毎年80歳で20本、90歳で18本歯が残っている方を表彰しています。(詳しくは実施期間前に広報等でお知らせします。)

更新日 2024年4月10日