女性にとって備えておきたい防災グッズ
ブランケット、ポンチョ(透明なものは避けてください)
防寒対策や更衣室がない場所での着替え、授乳ケープ代わりに
生理用ナプキン、パンティライナー
下着の清潔さを保つために多めに用意、傷の手当用にも使えます
オールインワン化粧品などのスキンケア用品
携帯用ビデ、かゆみ止め
デリケートゾーンを清潔に
ヘアゴム、髪留め、鏡
髪の毛が洗えない時に
アロマオイル
災害時のリフレッシュ、消臭剤代わりにもなります

普段から防災を「携帯」する ~いつも使うポーチの中にちょい足しでOK!~
外出先で自宅に戻れなかったり、移動中で電車に閉じ込められてしまったときなどに「あってよかった」を、普段持ち歩くポーチなどに備えておきましょう
(あめ、チョコレート、ヘアゴム、大判ハンカチ、ビニール袋、ホイッスル、携帯電話の充電器、マスク、除菌シート、めがね、使い捨てコンタクトレンズ、油性ペンなど)

非常持ち出し品準備のポイント
荷物はできるだけ少なくする
・女性1人で運べる荷物の重さの目安は10kg、妊婦さんは5kg(子どもを抱いて動けるか、手を引いて歩けるかを考えて)
・衣類やお菓子など軽いものと家族の連絡先を記入したものなどを入れたリュックを子どもの分も含めて用意する
・底のしっかりした、歩きやすく滑りにくい靴を用意しておく
定期的にチェックする
・食品の賞味期限を確かめる。電池、薬の使用期限にも注意
・季節や子どもの成長にあわせ、着替えやオムツのサイズをチェック

いつもの買い物で安心 「ローリングストック」という備蓄
・非常食を大量に備えるのではなく、食べなれた物、好きな物を少し多めに買ってストックする。賞味期限の近いものから食べていき、使った分を買い足す

備えておきたい食品や日用品
・乾物(ナッツ類)・冷凍食品・フリーズドライ食品
・飲料水(1人1日3リットル)・カセットコンロ・カセットボンベ
・ポリ袋・ラップフィルム
※常温保存が可能なものがおすすめ。水は生活用水も含めて多めに7~10日分を目安に備えておきましょう
赤ちゃんのいる家庭、妊婦さんの備えについて
日用品
・紙おむつ・おしりふき・授乳ケープ・母乳パッド・おもちゃ
・健康保険証や医療費受給者証の写し・ガーゼハンカチ
・使い捨て哺乳瓶・出産準備品・マタニティマークなど

食糧品
・ベビーフード・おやつ・アレルギー対応食品・野菜ジュース
・粉ミルク、液体ミルク・栄養補助食品など
日頃から顔の見える関係をつくっておきましょう
一緒に住んでいない家族や近隣の人と情報共有をしておけば、いざというときに助け合える関係になります
いつもの備えが家族をまもる
地震はいつやってくるかわからない、キッチンは危険がいっぱい!
・冷蔵庫、電子レンジはしっかり固定
・包丁は使ったらすぐに片付ける
・食器が飛び出すと割れてけがの原因に。開閉ロック付きの扉にすると安心
・食器棚のガラスにも飛散防止フィルムを
・家具や家電の固定、窓ガラスには飛散防止フィルムを。寝室や子ども部屋は念入りに
・落ちてくる危ない額などは割れない素材に交換
・大型の家具はできるだけ置かず、逃げ道を塞がないような配置を
・カーテンは閉めて寝る!
ガラスが割れたときに部屋の中に飛び散るのを抑えることができる
・寝転がって危険を探してみる!
寝ているときが一番無防備で危険。倒れてくるものや落ちてくるものがないか点検しましょう

防犯について考えておきましょう
女性にとって避難所はどんなところ?
被災によるショックや避難生活から大きなストレスを抱えやすくなります。
また、物が盗まれたり、女性や子どもへの性暴力が発生することも考えられます。
・人目につきにくい場所や夜間は1人で行動しない
・知らない人からの声掛けに注意する
・防犯ブザー等の防犯グッズを持ち歩く
・服装に注意する(露出の多い服、スカート等は避ける)
・貴重品はどんなときも肌身離さず

実際に起きた災害発生時の「困りごと」
・「外出先で地震があって、スマートフォンの充電が切れちゃって電話がつながらない…!」
・「避難所で生理用品が欲しくて受付に行ったけど、男性しかいなくてなんか言いづらいなぁ…」
・「停電で真っ暗。怪しい人も見かけるし、怖いなぁ…」
・「コンビニもスーパーも食料品や日用品が全部売り切れ。もっと備蓄しておけばよかったわ…」
・「避難所のトイレが汚くて…。我慢していたら膀胱炎になってしまった」

更新日 2025年3月7日