介護保険制度は、市区町村が保険者となって運営しています。
40歳以上のみなさんは、加入者（被保険者）となって保険料を納め、介護が必要となったときには、
費用の一部を支払ってサービスを利用できるしくみです。
介護保険に加入する方
介護保険は40歳以上すべての方が、法的に加入しなければならない皆保険制度です。
第1号被保険者：65歳以上の方
原因を問わず、日常生活に介護や支援が必要となった場合に、認定を受けることによりサービスを利用できます。
第2号被保険者：40歳以上64歳以下の方
加齢による病気（特定疾病）が原因で、介護や支援が必要となった場合に、認定を受けることによりサービスを利用できます。
◯特定疾病には、次の16の疾病が定められています。
1．がん末期 2．関節リウマチ 3．筋萎縮性側策硬化症 4．後縦靭帯骨化症 5．骨折を伴う骨粗鬆症
6．初老期における認知症 7．進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
8．脊髄小脳変性症 9．脊柱管狭窄症 10．早老症 11．多系統萎縮症 12．脳血管疾患
13．糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症 14．閉塞性動脈硬化症 15．慢性閉塞性肺疾患
16．両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
介護保険料
介護保険料は、第1号被保険者（65歳以上の方）については介護保険者の大口町が、第2号被保険者（40歳以上64歳以下の方）については現在加入している医療保険者がそれぞれ決定します。
平成30年度から3か年における大口町の第1号被保険者（65歳以上の方）の介護保険料基準額は、月額4,041円です。
介護保険料は、所得に応じて11段階に分かれます。
| 段階 |
対象者 |
保険料割合 |
保険料年額※ |
所得状況 |
| 1 |
非課税世帯
ご家族様全員が非課税の場合 |
・生活保護受給者/老齢福祉年金受給者
・課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万9000円以下の方
|
基準額×0.40 |
19,400円 |
低い
高い
|
| 2 |
課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万9000円を超え 120万円以下の方 |
基準額×0.65 |
31,500円 |
| 3 |
課税年金収入額と合計所得金額の合計が120万円を超える方 |
基準額×0.70 |
33,900円 |
| 4 |
本人非課税
ご家族様が課税されている場合
|
課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万9000円以下の方 |
基準額×0.80 |
38,800円 |
5
|
課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万9000円を超える方 |
基準額 |
48,500円 |
6
|
本人課税
ご本人様が課税されている場合 |
合計所得金額の合計が125万円未満の方 |
基準額×1.20 |
58,200円 |
7
|
合計所得金額が125万円以上200万未満の方 |
基準額
×1.25 |
60,600円 |
8
|
合計所得金額が200万円以上300万未満の方 |
基準額
×1.50 |
72,700円 |
9
|
合計所得金額300万円以上500万円未満の方 |
基準額
×1.60 |
77,600円 |
| 10 |
合計所得金額が500万円以上1000万円未満の方 |
基準額
×1.75 |
84,800円 |
| 11 |
合計所得金額が1000万円以上の方 |
基準額
×1.85 |
89,700円 |
※基準額48,500円を基に計算し、100 円未満を切り捨てた額です。
介護保険料の納め方
第1号被保険者の介護保険料の納め方は徴収方法によって違います。
普通徴収は、年間10回に分けて町から送付される納付書または口座振替で納めます。
特別徴収は、年6回に分けて老齢・退職・障害・遺族年金から自動納付されます。
介護保険料は、特別徴収・普通徴収にかかわらず一括して納めることはできません。
介護保険料を納付しないと、支援や介護が必要になったときに介護サービス費を全額立て替えたり（償還払い）、通常1割（または2割）の自己負担が3割（30年8月からは4割負担）になるようなことがあります。
介護保険料は必ず納めましょう。
保険料のお支払いは便利な口座振替を
口座振替にすると指定の口座から自動で引き落とされるため、納付のためにそのつど金融機関に出向かなくてすみます。
口座振替をご希望される方は、銀行のお届け印をお持ちのうえ、健康生きがい課の窓口にお申し込みください。
なお、ゆうちょ銀行での引き落としをご希望される方は、直接ゆうちょ銀行の窓口にお申し込みください。
介護サービスを受けるまでの流れ
介護保険の被保険者の資格喪失・変更
第1号被保険者の方、介護保険の被保険者証の交付を受けている第2号被保険者の方は、下記の場合、14日以内に、介護保険の被保険者証と印鑑を持って、健康生きがい課へ届け出てください。
介護保険資格 取得・喪失・変更届（Word41KB） （PDF92KB）
- 死亡されたとき（相続人代表の方名義の通帳・印鑑）
- 大口町から他市町村へ転出されるとき（本人名義の通帳、印鑑）
- 他市町村から大口町へ転入されたとき（印鑑のみ）
- 大口町内で住所を変更されたとき
- 介護保険の被保険者証の記載事項に変更があったとき
- 介護保険の被保険者証をなくしたり、汚れ等で使用できないとき
作成日 2018年3月25日