Q　均等割の従業員数について教えてください。

A　均等割の従業員数とは、その法人から俸給・給与・賃金・手当・賞与その他これらの性質を有する給与の支払いを受けるものの数をいいますので、パートタイマー、アルバイト、日雇、役員手当の支給のある役員等を含みます。
　この人数は原則として、法人税割の課税標準の分割の際に使用するものと同じですが、次の点について異なります。

○　均等割の判定上の従業者数には、法人税割の分割基準と異なり、寮等の従業員数を含みます。
○　法人税割の分割基準には、算定期間の中途において新設・廃止された場合や、従業者の数に著しい変動がある場合の判定の特例がありますが、均等割の従業者数にはこのような特例は適用されません。
○　均等割の判定上の従業者数は、アルバイト等（アルバイト、パートタイマー、日雇者等をいいます。）の数については、事務所ごとに課税標準の算定期間の末日を含む直前一月のアルバイト等の総勤務時間数を170で除して得た数値の合計数によって差し支えありませんが、法人税割の分割基準においては、この方法は認められていません。