薬は病気やケガを直したり、症状をやわらげたり、大切な役割を果たしてくれますが、正しく使わなければ効き目が弱まったり、思わぬ副作用を引き起こすこともあります。
健康を守るために、薬の正しい使い方を知っておきましょう。
【参考】広報おおぐち令和2年12月号特集「おくすりの話」
1,2ページ (PDF4,640KB)、 3,4ページ(PDF3,947KB)
お薬手帳を活用しましょう
お薬手帳は、いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳です。
アレルギー歴や副作用歴も記録できるようになっています。
事故や災害にあって治療を受けなければならない時、お薬手帳があればその人の薬に関する情報を医療関係者にスムーズ伝えることができます。
小さな冊子になっているものもあれば、アプリもあるのでスマートフォンで管理することもできます。
ジェネリック医薬品について
ジェネリック医薬品とは、厚生労働省の認可を得て作られる新薬と同じ有効成分を含むお薬です。後発医薬品とも呼ばれます。
ジェネリック医薬品を選ぶメリットは、有効成分や効き目が変わらないのに薬代が安くなるという点です。薬代が安くなることで、保険者の医療費の負担も軽くなるというメリットもあります。
ジェネリック医薬品の処方を希望する場合は、薬を処方する医師と薬剤師に「(薬は)ジェネリックでお願いします。」と伝えてください。また、ジェネリック医薬品希望カードを提示したり、保険証やお薬手帳に「ジェネリック医薬品希望シール」を貼っておくのもよい方法です。
【参考】政府広報オンライン 安心してご利用くださいジェネリック医薬品
厚生労働省リーフレット(PDF3,520KB) ※画像をクリック

かかりつけ薬局をもちましょう
かかりつけ薬局で使用する薬をまとめて管理すると、複数の医療機関から同じお薬が処方されていることに気づいたり、相互作用が起きるのを防ぐことができます。一人ひとりの服薬状況をしっかり把握し、薬のことを教えてくれるのがかかりつけ薬局です。
【参考】厚生労働省ホームページ「身近な健康の相談役「かかりつけ薬剤師・薬局」を持ちましょう。
更新日 2021年1月21日