2 大口町の人たちの健康状態は

2 大口町の人たちの健康状態は
平成13年度から15年度の3年間に渡り、健康実態調査を国民健康保険の補助事業として実施しました。調査内容は、65歳以上を対象とした「65歳からの健康調査」と、20歳~64歳を対象とした「健康調査」を行いました。この調査結果から大口町の方の健康実態を統計的に把握することができました。

(1)健康実態調査より

ア 健康観について(20歳~64歳)

現在の健康状態については、「健康である」「まあまあ健康である」と答えた人を合わせた割合は78%にのぼり、各年代や男女に大差はありませんでした。一方、「健康ではない」と答えた人が4.4%いました。



図10 現在の健康状態について


イ 将来かかりやすい生活習慣病について(20歳~64歳)

このままの生活を続けていると将来かかりやすい生活習慣病は、全体では、高中性脂肪血症が最も多く、男性では、次いで高コレステロール血症、高血糖や高血圧があげられます。女性では高コレステロール血症・骨粗鬆症・高血糖の順に発症のリスクが高いことがわかりました。


図11 将来かかりやすい生活習慣病について


ウ 生活習慣病予防のための生活改善意欲について

生活習慣病予防のための生活習慣改善の意欲は、男女とも50%以上の人が「改めたいと思う」と答えており、「改めたいと思ってもできない」人を含めると約95%の人が生活習慣の改善に対して意欲的であることが分かりました。
年齢別に見ると、「すでに改めている」と答えた人は男女とも60歳以上で多く、「改めたいと思う」と答えた人は30歳代で多いという結果が得られました。



図12 生活習慣病予防のための生活改善意欲


エ 健康を取りまく問題 抜粋(国との比較)

運動

食生活

こころ

たばこ・アルコール


作成日 2010年4月5日