地区学習会では、健康おおぐち21計画の策定の意義と健康実態調査から、みんなで健康を考えることを目的に、平成15年9月から16年1月にかけて11地区で地区学習会を開催しました。5つの健康分野のうちから、それぞれ健康推進員が選んだテーマに沿ってグループワークを実施しました。
ア 地区学習会のテーマ
地区 |
テーマ |
秋田 |
「健康」 |
豊田 |
「こころ」 |
大屋敷 |
「運動」と「食生活」 |
外坪 |
「食生活」 |
河北 |
「タバコ・アルコール」 |
余野 |
「こころ」 |
上小口 |
「タバコ・アルコール」 |
中小口 |
「運動」と「歯」 |
下小口 |
「タバコ・アルコール」 |
垣田 |
「健康」 |
さつきヶ丘 |
「食生活」 |
イ 地区学習会での「みんなの声」(抜粋)
【運動に関するみんなの声】
- 緑の中を歩くと気分がいい。疲れ方も違う。
- ストレス解消にはスポーツで発散するのが一番健康的だと思う。
- 続けることがたいへん。
- みんなでやると続けられる。
- できるだけ車を使わない。
- 歩き出してから、よく眠れるようになった。
- 生活の中に運動を取り入れることが大事。
- 歩くことは自分で時間や距離が決められるから続けられる。
- なかなか自分で決められないから、テレビで流れてくるとやらないかんと思う。
- 体を動かすことが好きではない。
- 健康のためにもっと自分の体力を知りたい。
- 合理的に動く人はなかなか歩数が増えない。
【食生活に関するみんなの声】
- 毎日、朝ごはんは必ず食べる。
- 胃が悪く、食べ物の偏りがある。歯の状態が悪くなった。
- 味が濃いめなので注意したい。
- 毎日体重を計る。
- 味付けも習慣。うす味に慣れればいい。
- 家族が揃って、わいわい・がやがや食事をするのが楽しい。家族そろって食べるから欠食するものもいない。
- 残り物を食べてしまう。ついつい味を濃くしてしまう。
- うす味にしても、なかなか協力してもらえない。
- 野菜は料理の仕方が重要。それによっておいしく食べられる。
- 朝ごはんをきちんと食べないと気がすまない。
- 最近の子どもは、噛まずに食べている気がする。
- よくかんで食べるといいが、なかなかできない。
- 病気になって食生活と運動に気をつけるようになった。
- 家族みんなが食べると子どもも食べる。
【こころに関するみんなの声】
- 人とのつながり、支えあう夫婦関係が大事。
- 自分の時間が持てるとほっとする。家族の協力も必要。
- 寂しさから逃れるために、喫茶店とかでみんなとおしゃべりする。
- 男は会話がなくても通じ合える、女は会話がないと分かり合えないのかな。
- 前向きに考えるようにしている。
- おしゃれをしなくなったら、おわり。
- あいさつは、人と人との潤滑油になる。
- まず自分からあいさつをする。返事をするかしないかは相手の領分。
- 誉めことばは家族を元気にする。
- 物は豊かになったけど、心は貧しくなったと思う。
- 地域のコミュニケーション作りをしてほしい。
- こころの健康が一番。こころが健康でなければ食事や運動など他のことができなくなる。
【たばこに関するみんなの声】
- 孫世代(小学生)への喫煙の影響に関する教育が必要。
- 妻や孫のために分煙している。
- やめたいと思っても、禁煙補助薬などを知らない人が多いのでは。
- たばこの害について情報をながす必要がある。
- 体を壊したり、病気でもしないとたばこはやめられないようだ。
- 自分自身の問題と家族の協力も必要。
- 吸うきっかけは、好奇心から。
- 家族(夫)にやめて欲しいけど、言うと喧嘩になるのでそっとしてある。
- やめた方がいいこと、他人に迷惑がかかるとは思っているがやめられない。
【アルコールに関するみんなの声】
- 酒は百薬の長、仲間と飲むと楽しい。
- 以前はお茶代わりに飲んでいたが、倒れてから週1回休肝日をつくった。
- 酒はおいしく、楽しく適量を飲む。
- 好きではないが、飲まないと寂しい。
【たばこ・アルコールに共通するみんなの声】
- たばこもアルコールも若い女性が多くて、吸ったり飲んだりするようになり心配。昔は考えられない。
- 自動販売機は自由に買えるのでよくない。
- 退職後にたばこも酒も量が増えた。
【歯の健康に関するみんなの声】
- 歯みがきは毎食後欠かさずしている。
- 少し悪くなったと思ったら、すぐに歯医者に行く。
- 小さいときから、年に1・2回は定期健診を受けている。
- 若いときは歯への関心がなかった。今、後悔している。


作成日 2010年4月5日