ステップ3

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~5つの分野に分かれて~

検討部会や健康推進員の研修会での健康に関する様々な意見をもとに、「運動」「食生活」「こころ」「たばこ・アルコール」「歯」の5つの分野に分けて、それぞれの分野で健康のために「していること」「している背景」「みんなができるためには」と内容を深めていきました。

例えば

分野 健康のために「していること」「している背景」
「みんなができるためには」
運動
  • 運動するきっかけや場、仲間、協力者が大切。できたことを褒め、楽しく、目的をもって行うことが、長く続ける秘訣かな?
食生活
  • 作りすぎないこと。食べ過ぎないこと。よく噛み、素材の味を楽しみ、自分の適量を知ることって大切だよね。
こころ
  • 人を褒めることの難しさや大切さ、自分なりの役割が生きがいにつながる事や、世代間の交流の大切さを感じますかね。
たばこ・
アルコール
  • 少なくとも公共機関は、禁煙にしてもいいよね。たばこを吸っている人も、内心では「体によくない」「いつかは、やめなくては」と思っているんだよね。吸わない人の気持ちを考えた上でのマナーが大切。
  • お酒は自分の適量を知る機会があるといいよね。
  • 体の一部である「歯」。大切なことは、わかっているけど他の臓器に比べると、関心が薄いよね~。歯に関する正しい知識をもっともつべきだね。

これらの意見は、より多くの住民の方の声を聞くために、町内11地区で健康推進員が中心になって行った地区学習会「みんなで健康について考える会」でも話し合われました。
そして、それらをもとに5つの分野についての行動目標を決めました。

 

 

 

 

つぎに、これらの行動目標を達成するために、「みんなができるための条件」を考えました。

◎例えば、運動の行動目標「自分にあった運動習慣をつけよう」を達成するための
条件は・・・「自分の取り組みやすい運動の方法の選択肢を知る」
「地域の中で気軽に運動できる環境(雰囲気)づくり」
「仲間との交流があると続けられる」 等

このように、条件を整理していくことで、行動目標を達成するまでの「やるべきこと」
がより明確になり、次に必要な施策や取り組みを考える上で、共有しながら進めていく、とても重要なステップになりました。

作成日 2010年4月5日